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事業概況 HOME'S関連事業
担当役員メッセージ
不動産情報の非対称性の解消を目指して、誰もがどこからでもアクセス可能なインターネットを利用した不動産・住宅情報メディアとしてスタートしたLIFULL HOME'Sは、住まい探しに関わるユーザーと不動産事業者の双方に寄り添う様々なサービスを展開し、国内最大級の情報量とユーザー数を誇る総合サービスに成長してきました。
足元では、実店舗で対面相談が行える「住まいの窓口」の拡大や、AIを活用したコンシェルジュ機能の強化、子会社化した健美家とのサービス統合による不動産投資領域の強化等を行っており、今後も、グループ全体で、住まいに関わる暮らし全般の総合コンシェルジュサービスに進化するべく取り組んでいきます。
代表取締役社長執行役員
LIFULL HOME'S事業本部長
伊東 祐司

事業内容

日本国内で最大級の、不動産・住宅情報のサービス「LIFULL HOME'S」、不動産投資・収益物件の情報サイト「健美家」等のインターネットサイトを運営し、あらゆるユーザー一人ひとりのニーズに合わせた物件等の情報提供と、不動産事業者に寄り添う業務支援サービスを提供しています。
主な事業
-LIFULL HOME'S
-ADマスター(旧レンターズネット)
-NabiSTAR
-健美家
世界各国の不動産ポータルサイトの多くは、広告の掲載数や量に応じて課金を行う掲載課金方式を採用しています。LIFULL HOME'Sでは、市場の流通物件数が多い賃貸・中古売買領域では、すべての物件情報を掲載したいという思いから、掲載課金に加えて、ユーザーからの問合せ数に応じて課金を行う問合せ課金を採用しており、事業者が掲載量や予算に応じたプランを自由に選択することが可能です。
また、情報量が多い中で、ユーザーに正しい情報を伝えることができるよう、情報内容の審査を行う専門部署を社内に設置し、間違った情報をユーザーが通報できる窓口や、事業者のデータベースと連携して成約済み物件情報を自動で掲載停止する等、情報精度向上にもこだわりを持って取り組んでいます。

2023年9月期の事業概況
LIFULL HOME'Sは、1人ひとりにぴったりの住まい探しのためのサービスを志向しており、理想の暮らしの実現(成約)を最終的な価値として設定しています。
ユーザーがより手軽に理想に合った住まいと出会えるよう、生成AI等の新技術を活用した新機能の開発や、UX/UIデザインを含むユーザー体験の品質向上に向けた改修と、クライアントネットワークの拡大・強化に取り組んでいます。
当期は、サービスの提供価値向上に向けた開発への投資を継続したことで売上収益を拡大させながら、ブランディング費用を計画的に前々期と同水準まで抑制したことで、セグメント収益も大幅に向上させることができました。


売上収益は23,158百万円、前期比△11.2%となりましたが、前期9月末に主に新築領域で広告取次等を行っていた株式会社LIFULL Marketing Partners(以下、「LMP」)の株式譲渡を実施しており、当該株式譲渡の影響を除いた場合(LMPの実績を除いた前連結会計年度の実績と比較した場合)は同+2.7%増収となっています。
主に広告宣伝費の抑制が奏功し、セグメント利益は2,644百万円(同+657.0%)と収益性を大きく拡大しました。
当期のトピックス
不動産投資ポータル事業成長戦略の進捗

2020年7月に、不動産投資領域の成長を加速させるため、国内で最大級の不動産投資と収益物件情報サイト「健美家」を運営する健美家株式会社を子会社化しました。
当期4月に、LIFULL HOME'Sで行っていた不動産投資ポータル事業を健美家に承継し、データベースの統合を完了しました(2023年4月11日のプレスリリース)。
データベースの統合により、事業者は2つのサイトをさらに効率的に活用することが可能となり、当社では開発効率を向上しながら機能強化を行うことでサイトの提供価値を向上させ、ユーザー会員数の増加を図り、収益物件情報領域No.1に向けた拡販を行っていく考えです。