株式会社LIFULL
代表取締役社長 井上高志

新年明けましておめでとうございます。

2017年は、「株式会社ネクスト」から「株式会社LIFULL(ライフル)」への社名変更をはじめ、本社移転、サービスブランドの統一、決算期の変更など、今後のLIFULLグループの発展に向け大きく舵を切った年となりました。
売上収益は過去最高となり、主力サービスである不動産・住宅情報サイト『LIFULL HOMES』において総掲載物件数、顧客数、顧客単価などの主要KPIは順調に推移し、おかげさまで好調のうちに新年を迎えることができました。これもひとえに多くの皆様のご支援によるものと、あらためて心より御礼申し上げます。

さて、本年は不動産業界を取り巻く環境に大きな転換・前進がある年になるかと思います。

まずは、「 Re-Tech(不動産テック)」による業界革新です。昨年ITを活用した重要事項説明いわゆる「IT重説」が賃貸取引において解禁され、不動産業界は大きな一歩を踏み出しました。創業以来、「不動産業界の変革」を掲げ、テクノロジーを活用しながら新たな価値提供に取組んできた当社も今後その動きを加速させ、一人ひとりに最適な住環境を提案できるプラットフォームを構築するべく、AIXR(仮想現実・拡張現実・複合現実)、ブロックチェーンなど先進技術の汎用化に積極的に取組んでまいります。

二つ目に、住宅宿泊事業法(民泊新法)施行による民泊解禁です。当社では、社会課題でもある空き家問題の解消に向けて、全国版空き家バンクの構築や地方都市との提携等を進めていますが、空き家の活用方法として民泊は非常に有効であると考えています。更にその延長線上では、「2020年に国内の訪日外国人旅行者4,000万人」という政府の目標に対し、宿泊受け入れ施設の整備・拡充に寄与できるものと考えており、楽天株式会社とともに設立した楽天LIFULL STAY株式会社を通じ、空き家問題の解消だけでなく観光立国の推進に貢献していきます。

LIFULLグループは、現在世界57カ国、14社のグループ会社を展開しておりますが、今後もグローバル展開の更なる拡大、新規事業創出に取り組んでまいります。
シンギュラリティに向かって急速に技術革新が進む時代の中で、私たちLIFULLグループは「あらゆるLIFEを、FULLに。」というミッション実現のために、取り組みを加速させ、果敢に挑戦を続けていきます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。