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総社市とLIFULL、空き家の利活用を通じた地域活性化連携協定を締結

2018年03月26日

 岡山県総社市(市長:片岡 聡一、以下、総社市)と株式会社LIFULLは、本日2018年3月26日(月)に総社市内の地域経済の活性化を目的に、空き家利活用を通じた地域活性化連携協定(以下「本協定」)を締結いたしました。

 

 総社市は、20174月に「人口増推進室」を新設し、移住・定住の促進や空き家の利活用に取り組むとともに、「全国福祉先駆都市」を目指し、子育て支援や障がい者雇用など福祉施策の充実を最優先した暮らしやすいまちづくりに力を入れています。総務省がまとめた2017年の人口移動報告によると、総社市は岡山県内の市町村の中で転入者が転出者を上回る転入超過が最も多い市町村であり、全国的にも数少ない人口増加のまちとなっています。また、47都道府県926市区町村の計973団体が参画する「全国空き家対策推進協議会」にて片岡聡一市長が会長を務め、地方都市の代表として新たな地方経済の活性化を提唱しています。本協定に基づき、総社市における空き家などの遊休不動産の利活用、それらを推進する人材のマッチング、育成等に取り組んでまいります。

 様々な住生活情報サービスを取り扱うLIFULLグループは、不動産・住まいに関する知見や、国土交通省の採択事業でもある「LIFULL HOME’S空き家バンク(※1)」などの活用により集約した総社市の空き家情報を全国に発信する予定です。空き家物件の掘り起し、管理、利活用につながる事業提案、さらにそれらを行う人材とのマッチング・育成等を推進していくことで全国に先駆け、総社市において空き家の利活用モデルを構築し、総社市の地域社会および地域経済の発展に貢献してまいります。

(※1LIFULL HOME'S空き家バンク:各自治体が運営する空き家・空き地バンクの情報を集約する情報プラットフォーム。現在各自治体が個別に公開している空き地・空き家バンクを全国で一元化し、地域の空き家情報を求めるユーザーが統一されたフォーマットで検索・比較できる

 

<本協定の内容>
(1)空き家等の情報の掘り起こしに関すること
(2)空き家等の情報の集約化・発信に関すること
(3)空き家等、その他の遊休不動産の利活用に関すること
(4)空き家等を活用した民泊の受入環境づくりに関すること
(5)(1)〜(4)に関して推進する人材の育成に関すること
(6)その他、地域活性化の促進に関すること

 

<主な取り組み>
・空き家情報の集約・発信
LIFULLが国土交通省の採択事業として進める「LIFULL HOME'S空き家バンク」を通じて総社市の空き家情報を全国に発信します。また、活用可能な空き家を掘り起こすため、物件所有者を対象とした相談対応や、空き家整理のプロジェクト等を実施する予定です。
・空き家利活用につながる事業提案
総社市内外から空き家を利活用したい人材・事業者等をマッチングし、利活用につながる事
業事業の提案および実現に向けた共同プロジェクトを立ち上げる予定です。
・人材の育成
セミナー等の開催を通して、空き家等の利活用につながる事業での起業を希望する人材の誘致を行い、ノウハウの提供・事業化の支援を行う予定です。
民泊活用支援
空き家利活用の選択肢の一つである民泊について、セミナー等の実施により運営ノウハウを提供するとともに、近隣住民に対する説明会実施等により民泊への理解・受入れ促進を行う予定です。

 

■総社市
所在地:岡山県総社市中央一丁目11
    市長 片岡 聡一
ウェブサイト:  http://www.city.soja.okayama.jp/

 

■株式会社LIFULL
所在地:東京都千代田区麹町1-4-4
代表者:代表取締役社長 井上 高志
事業内容:不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S(ライフル ホームズ)」の運営等
設立年月:19973
ウェブサイト:https://LIFULL.com/