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LIFULL HOME'S総研による研究報告書 「住宅幸福論 Episode1 住まいの幸福を疑え」を発行

2018年04月13日

 株式会社LIFULL(ライフル)は、このたび、社内シンクタンク「LIFULL HOME'S総研」による研究報告書「住宅幸福論 Episode1  住まいの幸福を疑え」を発行いたしました。

 

■発行の背景と狙い
 LIFULL HOME'S総研は、より豊かで真に自由な住生活の実現のため、住まいに関わる独自の調査研究を行う社内シンクタンクとして20137月に設立いたしました。このたびの調査報告書「住宅幸福論 Episode1  住まいの幸福を疑え」では、”住み替えとは今までよりも幸福になるための行為である”との命題のもと、価値観の多様化が徹底するポスト平成時代を展望しつつ、幸福な住まいのあり方を考える、というテーマに取り組みました。全国18,000人を対象に実施した独自リサーチでは、例えば、「家を買うこと」で賃貸時代に比べてどの程度幸せが増すのか、新築は中古に比べてどの程度うれしいのか、「新築であること」の満足度はどの程度持続するのか、戸建てとマンションで幸福度はどう違うのか……など、住まいの満足度に関する仮説をもとに調査分析を行い、以下のような知見を導きました。

 ・持ち家と賃貸では、持ち家が若干優位だが、優位性の範囲は限定的。
 ・全般的に持ち家居住者は、賃貸居住者に比べて、住まいの経年変化を楽しんでいる。
 ・マンションと戸建てでは、総合評価で大きな差はない。
  ただし、入居後の満足感や暮らしの変化の面では、マンションがやや有利。
 ・新築の優位性は概して小さくなり、特にマンションではこの傾向が顕著。
 ・持ち家・賃貸ともに、住んでいる街を好きになることが幸福度を上げる。
 ・住まいの経年変化を積極的に楽しむことが幸福度を上げる。

 本報告書では、リサーチの他にも、これまでの常識にとらわれず自由な住まい方を実現した20件の事例レポートや、有識者インタビュー、論考等を収録し、住まいと幸福に関わる多角的な視点を提示しています。
 LIFULL HOME'S総研では、「住宅幸福論」を中長期の研究テーマとして設定し、より自由で幸せな住まいのあり方について今後も調査研究に取り組んでいきます。

 

■「住宅幸福論 Episode1  住まいの幸福を疑え」の概要
A4変形版 フルカラー174ページ
・目次:
  PROLOGUE 住まいの幸福を考えるということ ― 平成の終わりに
  1.SCOPE
   1-1 世帯の未来
               ― 「住むことの幸せ」を人口動態推移から読み解く ―
   1-2 幸せの家
                  ― 人間にとっての家とは? ―
   1-3 IoTAI時代で現実化する「スマートホーム」の現在と未来
   1-4 INTERVIEW
                「幸せのメカニズム」がわかれば住まいの幸せが見えてくる!?
  COLUMN  住まいはこんなにも自由でもある
  2.RESEARCH  住宅幸福度分析レポート
   ・調査概要
   ・回答者プロフィール
   ・居住している住宅のタイプとスペック
   ・「住まいの幸福度」の基本分析
   ・「住まいの幸福度」の源泉
   ・住まいに幸福を感じる人の特徴
  3.CASE STUDY
   3-1 私たちと住まいの幸せな関係 事例にみる自由な住まいの選び方
   3-2 住宅幸福論 ― 幸福解体編 ― 「家庭の幸福」という呪いを解体する
  EPILOGUE 住まいの幸福を疑え ― 平成を越えて

本報告書は購読を希望される方に無料()で進呈いたします。ご希望の方はLIFULL HOME'S総研のWebサイトよりお申込みください。また、同サイトにてPDF版のダウンロードも可能です。
※送料のみ着払いにてご負担をお願いいたします。

LIFULL HOME'S総研 Webサイト:http://www.homes.co.jp/souken/

 

LIFULLグループは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、より多くのみなさまの暮らしを安心と喜びで満たす、住生活情報サービスを提供してまいります。