• TOP
  • ニュース
  • 「家」に生命をインストール 新たな住まいの提案「家族になる家」  コンセプトムービーを7月23日(月)に公開

2018.07.23

LIFULL コーポレート

「家」に生命をインストール 新たな住まいの提案「家族になる家」  コンセプトムービーを7月23日(月)に公開

総掲載物件数No.1の不動産情報サイト「LIFULL HOME'S」等の住生活情報サービスを提供する株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上高志、東証第一部:2120)は、新たな暮らしの提案として、家そのものに生命をインストールし、人々の生活・環境に合わせて維持・拡張する住まいを表現したコンセプトムービー「家族になる家」を7月23日(月)に公開します。

また、7月23日から7月27日の期間に開催される、人工生命国際会議「ALIFE2018」に協賛および出展を行っており、本作品も公開しています。

「家族になる家」コンセプトムービー

URL:http://fab.LIFULL.com/projects/alife/

■空き家大国・日本にLIFULLが提案する未来の「家」のあり方

 コンセプトムービー「家族になる家」制作の背景

日本は、2033年には3軒に1軒は空き家になる(※1)といわれています。また、家族形態が変化していく中で核家族化、単身化が進み、近い将来、平均世帯人数が2人を切ろうとしています(※2)。人がもたらすぬくもりや安心感が家から失われつつある中、空き家を活用し、生命をインストールすることで、家が本来持っていた情緒感を再構築しようとする試みを、コンセプトムービー「家族になる家」として制作しました。

※1 野村総合研究所予測(2017年6月20日)

※2 厚生労働省 国民生活基礎調査の概況(平成28年)

■「家族になる家」とは

「家族になる家」プロジェクトでは、内部の温度や湿度を一定に保ちつつ維持・拡張を繰り返す「蟻塚」の仕組みを応用し、生活者や環境に合わせて有機的に変化する建築モデル、及びアルゴリズムを開発しています。3Dプリンターで粘土を立方体の形に切り出し、炉で焼いたものを最小パーツ、家の細胞とします。そして、空き家が建っている環境要因と、光や音など居住者が感じる快適指数を評価基準とし、細胞の位置を決定していきます。こうして家の形が有機的に変化、まるで成長するかのように拡張しながら、「家」そのものが居住者と共に暮らす家族のように寄り添います。

【Fabrication/Design/Build】

■「家族になる家」について

【全体】

川嵜 鋼平  Concept / Creative Director / Copywriter  (LIFULL)
田中 忍   Art Director / Project Manager (LIFULL)
山崎 晴貴  Producer (Freelance)

【理論設計】

青木 竜太  Director (Alternative Machine Inc.)
岡 瑞起   Director (Alternative Machine Inc.)
升森 敦士  Algorithm Designer (Alternative Machine Inc.)
丸山 典宏  Algorithm Designer (Alternative Machine Inc.)
ラナ・シナパヤ Algorithm Designer (Alternative Machine Inc.)
池上 高志  Adviser (Alternative Machine Inc.)

【デザイン / 開発】

秋吉 浩気  Architect  (VUILD)
加藤 大直  Engineer  (VUILD)
守矢 拓海  Engineer  (VUILD)
小林 国弘  Engineer  (VUILD)
高野 和哉  Engineer  (VUILD)
堀川 淳一郎 Engineer  (VUILD)
徳山 隆   Producer  (LIFULL)

【映像】

沖之城 典生 Copywriter  (Onion)
辻 崇志   Film Director  (Onion)
佐川 友星  Graphic Designer (Onion)
本田 悠樹  Film Producer (Onion)
avengers in sci-fi Music composer (SCIENCE ACTION)

■人工生命国際会議「ALIFE 2018」について

「ALife(人工生命)」の未来を模索する人工生命国際会議「ALIFE2018」が開催。今年のテーマは「Beyond AI」。AI(Artificial Intelligence)を超えた大きな概念として捉えられるALife(Articial Life)は、AI、ロボット、バイオロジー、アートといった幅広い側面から、テクノロジーと人間や生命の新たなありかたを探求します。

今回公開したコンセプトムービー「家族になる家」は、ブースにて公開しています。

日程:2018年7月23日(月)~27日(金)

会場:日本科学未来館 (〒135-0064 東京都江東区青海2-3-6)

Web:http://2018.alife.org/

関連ニュース