2023.01.31
住まいを所有する、すべての住まいオーナーの為のポータルサイト「LIFULL HOME'S OWNERS」の運営開始
事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上高志、東証プライム:2120、以下「LIFULL」)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」は、2023年1月31日(火)より、住まいオーナー(住宅所有者)を対象としたポータルサイト「LIFULL HOME'S OWNERS(ライフルホームズ オーナーズ)」を開始します。
LIFULL HOME'S OWNERSは、住まいの長寿化をサポートする無料会員制ポータルサイトです。建物の築年数に応じた住宅メンテナンス情報をはじめ、住まいに関する商品やサービスを会員価格で提供します。さらに、住宅履歴情報を蓄積できる「LIFULL HOME'S OWNERSいえかるて」も有料で登録可能です。
URL:https://lifullhomes-owners.jp/
■ 住まいオーナーが、住宅購入から経年劣化までワンストップで頼れる場の提供
住宅は適切なメンテナンスを行うことで、長寿命化が達成されます。しかし、ハウスメーカーや一部のビルダーなど以外で住宅購入をしたり、中古住宅を購入すると、適切なメンテナンスの情報が住まいオーナーに正しく提供されていない場合があります。さらに、適切なメンテナンスが施されず、住宅が不具合を起こした際は、必要な改修費用が割高となってしまうことがあります。また、不具合が発生した時には多くの方が対応業者をインターネット検索で探しており、ほとんどの住まいオーナーが業者の選択に不安を感じています。
LIFULL HOME'S OWNERSは、そうした全国の住まいオーナーのコンシェルジュとなり、厳選した会社を紹介します。安心を提供するため、商品やサービス毎で1~2社に絞り、選ばれた会社のみを掲載しています。住宅購入時に必要な商品やサービスから、経年により必要となる住宅メンテナンスサービスまで、多岐にわたる会社をラインアップし、住まいオーナーにワンストップで頼れる場を提供します。
<提供する商品・サービス(一例)>
【住宅購入時】
カーテン・カーテンレール、照明、エアコン、カップボード、各種コーティング、雨戸シャッター、TVアンテナ、インターネット、植栽、門扉、カーポート、防犯対策、防災対策、住宅設備保証、太陽光発電 など
【住宅メンテナンス関連】
検査・点検(建物、地盤、太陽光発電)、防蟻対策、湿気対策、屋根・外装工事、植栽剪定、建物沈下修正 など
■「住まいの履歴書」を作成できるサービス「LIFULL HOME'S OWNERSいえかるて」も同時に提供開始
LIFULLは、一般社団法人住宅履歴情報蓄積・活用協議会(以下「履歴協」)の正会員となり、「LIFULL HOME'S OWNERSいえかるて」の提供も開始しました。「LIFULL HOME'S OWNERSいえかるて」は、住宅に関する資料(契約書類、土地建物の図面や画像など)をデータで保管し、住宅情報(建築時の情報~メンテナンス・リフォームの情報など)を蓄積することで「住まいの履歴書」を作成できるサービスです。
不動産の売買契約は、契約時に書面や資料一式をファイルに入れ保管しますが、経年後、書類の劣化や紙の破れでメンテナンスが必要な時に利用できないことがあります。また、建物の撮影データを自身のスマホにのみ保存していて、画像が紛失してしまう場合もあります。住宅に関する大事な書面や画像をデータで一括保管することで、必要な時にすぐ確認でき、またリフォームやメンテナンスを行った時には、アップデートも可能です。
住宅履歴情報を蓄積することで、国土交通省が定める安心して購入できる中古住宅の目印「安心R住宅」の認定において、売買の際に受けられる要件の1つを満たせるため、次の所有者へ提供された履歴情報は価値として評価されます。売買しない場合も次の所有者へ正しく継承され、適切なメンテナンスを引き続き受けることで住まいの長寿命化が達成されます。
■ 住宅購入検討者、住宅保有者の双方が期待していたサービス
LIFULL HOME'Sが行ったアンケートでは、住宅購入検討者と住宅保有者の双方が本サービスを評価しています。特筆すべきは、住宅保有者が住宅購入検討者以上に高く評価している点です。これは、住宅メンテナンスに関するサービスを、現在は利用していない住まいオーナーが多数いることを示しています。
調査期間:2022年05月20日(金)~05月23日(月)
調査対象:全国/不動産を初めて購入する人(不動産売買未経験者)、不動産の再購入を検討している人(不動産売買経験者)
調査方法:インターネット調査(提供会社およびサービス名は伏せて調査)
有効回答:800人
【アンケートからのコメント抜粋】
オーナーサイト(LIFULL HOME'S OWNERS)
・購入した会社は何もしてくれないので、こうしたサービスはうれしい。
・誰に相談していいかわからない点を聞けるのは助かる。
・購入前に、こうした事も考えて売主を選択する必要があることが分かった。
・中古住宅を購入したばかりなので、このサービスを使ってみたい。
住宅履歴蓄積サービス(LIFULL HOME'S OWNERS いえかるて)
・今時、図面を紙で保管もないと思っていた。紙だと破れてしまうので心配。
・将来のリフォームの時(売却の時)に使えそう。
・大事な書類なので保管はしているがすぐには出てこないからあったらいいかも。
■ 住まいの修繕の積立を電子マネーで行うサービスも提供
マンションの場合は、管理組合で修繕積立金を徴収し、将来の大規模修繕に備えます。しかし、戸建ての場合は、住まいオーナーが修繕費の積立を独自に行う必要があり、急遽必要になった時に用意ができていないという状況になることも考えられます。LIFULL HOME'S OWNERSでは、必要な時に備えた修繕積立を行うサービスも提供します。電子マネーのポイントを貯蓄することで修繕費に充てることができます。電子マネーのポイントを購入した際は、サービスポイントの特典もあります。
■ 不動産会社との提携も続々スタート
LIFULL HOME'S OWNERSでは、戸建てを販売または仲介する不動産会社との提携や、そのほかの住宅関連会社との提携を進めていきます。不動産会社には、人手などリソース不足の問題から、アフターサービスまで対応することが困難な会社が多く存在するため、LIFULL HOME'Sがそのアフターサービスを代行、その会社のストックビジネスとして活用いただくことが可能です。全ての住まいオーナーの会員登録を目標とし、初年度は約6,000人の住まいオーナーの登録を目指します。
■ LIFULL HOME'S OWNERS事業責任者 高橋貴広(たかはしたかひろ)
自動車の場合、新車は3年、その後は2年ごとに法定点検が必要ですが、同じように命を預かる住宅にはそうした法定点検はなく、点検、メンテナンスとも、住まいオーナー任せになっています。その結果、適切なメンテナンスが行われず建物の劣化が進んでしまい、資産価値の下落や、売却や賃貸が難しい物件になることが多々あります。
そうした状況を踏まえ、「LIFULL HOME'S OWNERS」は、住まいの長寿命化をサポートする「住まいのコンシェルジュ」として、会員の方々へ建物の経年に合わせた適切な情報を提供します。適切に住宅のメンテナンスを行うことで資産価値の維持につながるだけでなく、メンテナンス履歴は中古住宅市場のさらなる活性化にも寄与すると考えています。
住宅のオーナーサイトは、先義後利と言われるビジネスですが、長期にわたる住まいのコンシェルジュとして、住まいオーナーの方々の将来の不安を少しでも解消していきます。
■ LIFULL HOME'S について(URL:https://www.homes.co.jp/)
LIFULL HOME'Sは、「叶えたい!が見えてくる。」をコンセプトに掲げる不動産・住宅情報サービスです。賃貸、一戸建て・マンションの購入、注文住宅から住まいの売却まで。物件や住まい探しに役立つ情報を、一人ひとりに寄り添い最適な形で提供することで、本当に叶えたい希望に気づき、新たな暮らしの可能性を広げるお手伝いをします。
■ 株式会社LIFULLについて (東証プライム:2120、URL:https://lifull.com/)
LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安心と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを目指すソーシャルエンタープライズです。
現在はグループとして世界63ヶ国でサービスを提供しており、主要サービスである不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」をはじめ、空き家の再生を軸とした「LIFULL 地方創生」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」など、この世界の一人ひとりの暮らし・人生が安心と喜びで満たされる社会の実現を目指し、さまざまな領域に事業拡大しています。
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