2023.06.09
昨年よりも節電をしたい人は約90%!しかし、今夏の暑さ対策は冷房機器利用が上位に【2023年 夏の住まい選びの湿気・暑さ、節電対策に関する意識調査】
節電しながら湿気・暑さ対策する一石二鳥の新常識が鍵!?
事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上高志、東証プライム:2120、以下「LIFULL」)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」は、大手電力会社7社の電気料金が値上げするなか、「夏の湿気・暑さ、節電に対する意識調査」を実施しました。その結果とともに、「LIFULL HOME'S住まいの窓口」の担当者が住まい探しにおける暑さ・湿気、節電対策について指南します。
【リリースの見どころ】
■ Topics.1:昨年と比較し、節電したいと思っている人は約90%!一方で、今夏の暑さ対策も電気を使用する「クーラー」「扇風機、サーキュレーター」が上位に。
■ Topics.2:「住まい選び」の段階では湿気・暑さ対策を意識していない人が約50%!湿気・暑さ対策で次の住まいを選ぶ時にチェックしたいポイントは「換気がしやすそうな間取り」と窓の数や大きさが上位に。
【ここが新常識】湿気対策を優先して取り組むことで、暑さと節電にも利点があり一石二鳥!
■ Topics.1:昨年と比較し、節電したいと思っている人は約90%!一方で、今夏の暑さ対策も電気を使用する「クーラー」「扇風機、サーキュレーター」が上位に。
6月は湿気や暑さに悩まされる梅雨本番を迎え、今夏も猛暑が予想されるなど電気料金が気になる季節が続きます。電気料金の値上げ発表を受けて、昨年よりも節電したいと考える人は約9割(88.9%:とても節電したい38.5%、できれば節電したい50.4%)に上りました。
今年の夏、住まいで湿気・暑さ対策を「すでに行っている/行う予定がある」と答えた約7割(69.8%)の人のうち、対策として最も多かった回答は「クーラーを使用する」(78.9%)、2位「扇風機・サーキュレーターの使用」(69.0%)が上位を占める結果となり、節電意識が高まる一方で冷房機器利用の実状がうかがえます。3位「窓を定期的に開ける」(48.4%)、4位「遮光性の高いカーテンやレースを設置する」に電力を使用しない対策(※)が続く結果となりました。
※ 下記グラフ「現在のお住まいで湿気・暑さ対策を行っていますか?」のオレンジ部分は電気使用が無い対策です)
■ Topics.2:「住まい選び」の段階では湿気・暑さ対策を意識していない人が約50%!湿気・暑さ対策で次の住まいを選ぶ時にチェックしたいポイントは「換気がしやすそうな間取り」と窓の数や大きさが上位に。
今の住まいを選ぶ際に「湿気・暑さ対策を意識せずに選んだ人」は約半数(49.8%:全く意識しなかった17.1%、ほとんど意識しなかった32.7%)でした。住んだ後に「湿気・暑さ対策」を考えるものの、住まい選びの段階では、湿気・暑さを意識しておらず優先順位が低いことが分かりました。
現在の住まい選びの際に、湿気・暑さ対策を意識したと回答した人にチェックしたいポイントを聞いたところ、「換気がしやすい間取り」(36.1%)が最多、2位「窓の大きさ」(27.7%)、3位「窓の数や位置大きさ」(26.5%)と窓に関する回答が続きました。
また、次の住まいを選ぶ際にチェックしたいポイントの上位3位は現在の住まい選びと同じ顔触れでした。また回答率が伸びた項目は「隣近所の家や建物との距離」が3.9Pt(11.6%→15.5%)、「ベランダの広さ」が3.5Pt(9.0%→12.5%)、「日当たり(東向き)」が2.4Pt(6.5%→8.9%)でした。現在のお住まいでの経験をもとに、湿気・暑さ対策として住まい探しの際に注目したいポイントのようです。
【ここが新常識】湿気対策を優先して取り組むことで、暑さと節電にも利点があり一石二鳥!
住まいでは、湿気対策を優先して取り組むことが暑さや節電にも繋がります。住まい選びでチェックしたいポイントを紹介します。
湿気・暑さ対策に効く住まい選びでチェックしたいポイント3選
- 風通しのいい物件を選ぶ
- 浴室乾燥機がある物件を選ぶ
- 高気密・高断熱、窓の種類をチェック
①風通しのいい物件:
間取り図を見たときに、窓と窓が対角線上にあることが重要です。1つの部屋内だけではなく、家全体で見て、窓と窓の距離が遠いほど家の中の籠もった湿気を外に押し出してくれます。湿度が下がり涼しい風が入ってくることで、エアコンに頼らずとも暑さが緩和されるため省エネ効果もあります。
②浴室乾燥機がある物件:
家の中に湿気を生む要因として“部屋干し”が挙げられます。風通しが良い家であれば部屋干しをしてもそこまで湿度は上がりませんが、風通しがよくない場合は、湿気を浴室の外(家の中)に出さずに衣類を乾燥させてくれる浴室乾燥機が有効です。LIFULL HOME'Sでは浴室乾燥機付きの物件に絞って探すこともできますので、ぜひ試してみてください。
③高気密・高断熱、窓の種類をチェック:
湿気対策として最も効果を実感できて最終的に節約が期待できるのは、高気密高断熱の家に引っ越すことです。特にこれからの夏のシーズンの家探しは、見学時に実際に住んで生活する暑さを直に感じることができるためチャンスです。見学時にはエアコンが効いていますので、エアコンを消してどれくらいの暑さなのか、今のお住まいとの違いを体感してみてください。また、特に見るべき箇所は「窓の種類」です。夏の暑さ、冬の寒さは窓で決まると言っても過言ではないため、『断熱窓』を採用されているかは要チェックです。
LIFULL HOME'S住まいの窓口 高瀬一輝(たかせいっき)
理想の住まい選び・家づくりの無料相談サービス「LIFULL HOME'S 住まいの窓口」の立ち上げメンバーとして、通算500組以上の住宅購入相談を経験。現在は、住まいの窓口オンライン相談部門のマネージャー兼サービスタレントとして、YouTube動画への出演や、新たなコンテンツづくりに挑んでいる。宅地建物取引士。
■調査概要
・対象エリア:全国
・年齢/性別:20~69歳の男女
・調査対象人数:500名
・調査期間:2023年5月29日~31日
■ LIFULL HOME'S について(URL:https://www.homes.co.jp/)
LIFULL HOME'Sは、「叶えたい!が見えてくる。」をコンセプトに掲げる不動産・住宅情報サービスです。賃貸、一戸建て・マンションの購入、注文住宅から住まいの売却まで。物件や住まい探しに役立つ情報を、一人ひとりに寄り添い最適な形で提供することで、本当に叶えたい希望に気づき、新たな暮らしの可能性を広げるお手伝いをします。
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■ 株式会社LIFULLについて (東証プライム:2120、URL:https://lifull.com/)
LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安心と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを目指すソーシャルエンタープライズです。現在はグループとして世界63ヶ国でサービスを提供しており、主要サービスである不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」をはじめ、空き家の再生を軸とした「LIFULL 地方創生」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」など、この世界の一人ひとりの暮らし・人生が安心と喜びで満たされる社会の実現を目指し、さまざまな領域に事業拡大しています。
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