2024.02.21
LIFULL HOME'Sが「賃貸物件の問合せが多い鉄道路線ランキング(近畿圏・地下鉄編)」を発表
2024年 LIFULL HOME'Sみんなが探した!住みたい街ランキング
近畿圏の地下鉄で「住みたい街が多い路線」は「Osaka Metro 谷町線」
事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊東祐司、東証プライム:2120)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」は、2023年における実際の問合せ数からユーザーの「本気」で住みたい街を算出した、住まい探しの「いま」が分かるランキング「2024年 LIFULL HOME'S みんなが探した!住みたい街ランキング」を発表しました(※1)。
今回は、近畿圏における「借りて住みたい街ランキング」TOP200内の駅を路線別に集計し、近畿圏の地下鉄路線における「住みたい街が多い鉄道路線ランキング近畿圏・地下鉄編」と上位にランクインした路線ごとの住みたい街TOP5を発表します。
※1:「2024年 LIFULL HOME'S みんなが探した!住みたい街ランキング(近畿圏版)」
Summary
■「住みたい街が多い近畿圏・地下鉄の路線ランキング」
1位「Osaka Metro谷町線」、2位「Osaka Metro御堂筋線」、3位「京都市営烏丸線」
■上位にランクインした路線の住みたい街
Osaka Metro谷町線の住みたい街1位は「都島」、Osaka Metro御堂筋線の住みたい街1位は「江坂」、京都市営烏丸線の住みたい街1位は「北大路」
住みたい街が多い近畿圏・地下鉄の鉄道路線ランキング
近畿圏における「借りて住みたい街ランキング」TOP200内の駅と路線を対象に地下鉄の路線別に集計した、「住みたい街が多い鉄道路線ランキング近畿圏・地下鉄編」では15駅がランクインしたOsaka Metro谷町線が1位となりました。2位はOsaka Metro御堂筋線(TOP200内にランクインした数:13駅)、3位は京都市営烏丸線(同11駅)、4位はOsaka Metro中央線(同10駅)、5位はOsaka Metro長堀鶴見緑地線、Osaka Metro千日前線(同9駅)、7位はOsaka Metro堺筋線(同7駅)、8位は京都市営東西線(同5駅)、9位はOsaka Metro四ツ橋線、Osaka Metro今里筋線(同3駅)となりました。
近畿圏地下鉄の路線ごとの住みたい街ランキング
「住みたい街が多い鉄道路線ランキング近畿圏・地下鉄編」でTOP5にランクインした路線ごとの住みたい街(駅)ランキングは以下のとおりです。
<Osaka Metro谷町線>1位は「都島」
「住みたい街が多い鉄道路線ランキング近畿圏・地下鉄編」の1位はOsaka Metro谷町線(以下、「谷町線」)です。谷町線における住みたい街ランキングは、1位「都島」(借りて住みたい街ランキング近畿圏版26位)、2位「天神橋筋六丁目」(同29位)、3位「南森町」(同44位)、4位「天王寺」(同57位)、5位「谷町四丁目」(同59位)です。谷町線は、TOP200内に15駅、TOP100内に12駅がランクインしています。守口市「大日」から大阪市内「東梅田」「天王寺」を経て、大阪府八尾市「八尾南」までを結びます。大阪市内の幹線道路の谷町筋の下を通るため、沿線には大阪府庁をはじめとする官庁街や寺院が連なるエリアがあります。御堂筋線に次ぐ、Osaka Metroの乗降人員第2位を誇る路線(※2)です。
1位「都島」(大阪市都島区)は、大阪・梅田エリアの「東梅田」から3駅です。周辺には、スーパーが複数あるため買い物がしやすく、病院などの施設も揃っているたます。平均家賃は8.6万円と安くはありませんが、中心部からの近さや生活利便性が高いため割安に感じられる街の一つです。2位「天神橋筋六丁目」(大阪市北区)は、「都島」から大阪エリア寄りの隣駅です。Osaka Metro堺筋線と阪急千里線も利用できます。日本で最も長い商店街として知られる「天神橋筋商店街」をはじめ、スーパーやドラッグストア、さまざまな飲食店が充実しており日常の買い物に不自由しません。遅くまで利用できる飲食店も多く、大人が楽しく暮らせる街です。3位「南森町」(大阪市北区)は、「東梅田」の隣駅で、Osaka Metro堺筋線、JR東西線「大阪天満宮」も利用できます。大きな商店街やスーパーがあるため買い物がしやすく、大阪天満宮や大阪の夏の風物詩「天神祭り」など四季の行事ごとや祭りなど活気を感じられる街です。
※2 Osaka Metro「路線別駅別乗降人員」2022年11月15日調査
<Osaka Metro御堂筋線>1位は「江坂」
「住みたい街が多い鉄道路線ランキング近畿圏・地下鉄編」の2位はOsaka Metro御堂筋線(以下、「御堂筋線」)です。御堂筋線の住みたい街ランキングは、1位「江坂」(借りて住みたい街ランキング近畿圏版2位)、2位「新大阪」(同3位)、3位「大国町」(同7位)、4位「東三国」(同14位)、5位「西中島南方」(同51位)です。御堂筋線は、大阪府吹田市の「江坂」から大阪のビジネスの中心である「淀屋橋」「本町」、ショッピングや観光で賑わう「新大阪」「梅田」「難波」「天王寺」を経て、堺市北区の「中百舌鳥」までを結び、Osaka Metroの乗降人員第1位を誇る路線(※2)です。
1位「江坂」(大阪府吹田市)は、「梅田」まで5駅と約11分で大阪の主要部にアクセスできます。「新大阪」まで2駅のため出張や旅行にも便利です。駅周辺には、ショッピングモールがあり、飲食店やファッション、日用品を扱う店舗が揃っています。公園や緑豊かなエリアも多く、都市の中で自然を楽しむことができます。子育て世代にも優しい環境が整っています。2位「新大阪」(大阪市淀川区)は、新幹線の停車駅であることはもちろん、JR線も複数路線利用可能なため、終電が遅くまであり深夜営業のスーパーや飲食があります。さらに、ホームセンターや業務スーパーもあり、電車移動を重視しながらも日々の生活必需品などは近く揃えたい方に向いているといえそうです。3位「大国町」(大阪市浪速区)は、「難波」の隣駅で、「梅田」まで11分、商業施設やオフィス街へのアクセスが良いため、通勤・通学に便利な立地といえます。駅周辺には、お酒が飲めるお店が充実しているので、外食が好きな人に向いています。また商売繫盛に縁のある今宮戎神社も近く下町の雰囲気が好きな方も楽しく暮らせる街です。
<京都市営烏丸線>1位は「北大路」
「住みたい街が多い鉄道路線ランキング近畿圏・地下鉄編」の3位は京都市営烏丸線(以下、「烏丸線」)です。烏丸線の住みたい街ランキングは、1位「北大路」(借りて住みたい街ランキング近畿圏版6位)、2位「今出川」(同9位)、3位「京都」(同23位)、4位「九条」(同43位)、5位「烏丸御池」(同85位)となりました。烏丸線は、TOP200内に11駅がランクインし、京都市左京区の「国際会館」から「四条」「五条」「京都」を経て、京都市伏見区の「竹田」までを結びます。「竹田」では同じホーム上で近鉄京都線に乗り換えが可能です。沿線には京都市内の主要観光地の京都御所や東本願寺があり、また多くの大学のキャンパスもあります。
1位「北大路」(京都市北区)は、「京都」から約13分でアクセスできます。市内中心部までのバスも利用でき、仕事での出張や旅行なども利便性が高いです。駅周辺は、大学のキャンパスや小中高一貫教育で名高い私立小学校などが集まる文教地区で大徳寺や植物園、桜の名所でもある賀茂川などの自然豊かさも感じられるエリアです。買い物に便利なショッピングモールと商店街があり、少し離れると閑静な住宅街が広がります。2位「今出川」(京都市上京区)は、「京都」まで約10分、京都御所や晴明神社、川沿いでは散歩ができるなど、静かな環境です。区役所やスーパー、同志社大学のキャンパスも近く学生街であることから手頃な飲食店もあるため、日常の生活利便性が高い街です。3位「京都」(京都市下京区)は、東海道・山陽本線をはじめ奈良線などのJR線に加えて東海道新幹線、近鉄京都線など出張や旅行にも利用しやすく、京都府内で最も大きな駅です。大きなバスターミナルがあり、京都市内の観光地にアクセスしやすさもポイントです。また、駅周辺には百貨店や大手家電量販店、ショッピング施設があり、近場でなんでも済ませたい方に向いている街です。
<Osaka Metro中央線>1位は「阿波座」
「住みたい街が多い鉄道路線ランキング・近畿圏地下鉄編」の4位はOsaka Metro中央線(以下、「中央線」)です。中央線の住みたい街ランキングは、1位「阿波座」(借りて住みたい街ランキング近畿圏版18位)、2位「弁天町」(同24位)、3位「堺筋本町」(同42位)、4位「九条」(同43位)、5位「谷町四丁目」(同59位)となりました。中央線はTOP200内に10駅がランクインし、大阪市住之江区の「コスモスクエア」から大阪府東大阪市の「長田」までを結び、Osaka metro の各線への乗り換えが便利です。また、「長田」から近鉄けいはんな線「生駒」・「学研奈良登美ヶ丘」への直通運転を行っており、奈良県からの大阪中心部へダイレクトにアクセスできます。2025年には北港テクノポート線「コスモスクエア」から此花区の夢洲、舞洲を経由して新桜島駅(仮称)に至る延伸予定があるため中央線沿線のさらなる賑わいが予想されます。
1位「阿波座」(大阪市西区)は、オフィスが集まる「本町」から1つ隣の駅です。Osaka metro 千日前線も利用でき、大阪市内の主要エリアにアクセスしやすいです。駅周辺には飲食店も豊富で外食には困りません。スーパーは少ないですが、コンビニが多く深夜でも買い物はできます。また靱公園が近く、ジョギングや散歩が楽しめる街です。2位「弁天町」(大阪市港区)は、「本町」まで3駅で、JR大阪環状線も利用できるため「大阪」「天王寺」に乗り換えなしでアクセスできます。駅周辺にはスーパーや大型量販店があり、食品や日用品が買いやすいです。住宅街も街灯があり、夜道でも明るくファミリー層も多く住んでいる街です。3位「堺筋本町」(大阪市中央区)は、「本町」から1つ隣の駅で、Osaka metro 堺筋線へも乗り換え可能です。大阪市の中心部にあるため、仕事も遊びもストレスフリーな生活を実現できる場所です。駅周辺は、大阪有数のオフィス街で、高層ビルや大阪国際ビルディングなどの大型ビル、歴史的な建物や文化施設も多いですが、スーパーや飲食店もあります。駅から少し離れると住宅街が広がり、住みやすい環境です。
「住みたい街が多い鉄道路線ランキング近畿圏地下鉄編」5位のOsaka Metro長堀鶴見緑地線、Osaka Metro千日前線におけるTOP200内の住みたい街は以下の通りです。
LIFULL HOME'S PRESS編集部 渋谷雄大
Osaka Metroには大阪を遊び倒す制度がある
大阪市は10年連続転入超過を記録するなど、コロナ禍を経た現在でも人々から選ばれる街として発展を続けています。そんな大阪市内に路線網をもつOsaka Metroは、定期券の利用率が低いことが知られています。これは、よく使う2駅を登録することで、その周辺駅と登録駅の間でも追加料金なしで乗降可能になる「マイスタイル」という制度が普及しているためです。JRや私鉄の駅前と比べると大規模な商業施設などは少ない地下鉄駅周辺ですが、Osaka Metroの駅周辺に住んでこういった制度を活用することで、仕事帰りに梅田や難波に寄り道をしたり、休日にお出かけをしたり、お得に大阪を遊び倒すことができるかもしれません。そういった暮らし方に興味がある人は、本ランキングで紹介したOsaka Metroの各駅をチェックしてみてはいかがでしょう。
またランキング3・8位の京都市営地下鉄が走る京都市では、主に学生街といわれる街が住みたい街ランキングでの順位を上げました。これは、アフターコロナに向けて通学機会が増えた大学生が大学近辺に転居する動きが活発化しているためと考えられます。一方で神戸市は、人口が150万人を割るなど「予想以上」(久元市長)とする自然減が続いており、神戸市内を走る神戸市営地下鉄も本ランキングでは名前が挙がらない結果となりました。
調査概要
期間:2023年1月1日 ~ 2023年12月31日
対象エリア:大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県
集計:LIFULL HOME'Sに掲載された 賃貸物件のうち、実際の問合せ数を駅別に集計
平均家賃(借りて):問合せのあった賃貸物件(1LDK)の中央値を40㎡あたりに換算
LIFULL HOME'S について(URL:https://www.homes.co.jp/)
LIFULL HOME'Sは、「叶えたい!が見えてくる。」をコンセプトに掲げる不動産・住宅情報サービスです。賃貸、一戸建て・マンションの購入、注文住宅から住まいの売却まで。物件や住まい探しに役立つ情報を、一人ひとりに寄り添い最適な形で提供することで、本当に叶えたい希望に気づき、新たな暮らしの可能性を広げるお手伝いをします。
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