LIFULLが2024年9月にソウルで開催されるホームレス・ワールドカップに出場の日本代表オフィシャルスポンサーに就任

事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL（ライフル）（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：伊東祐司、東証プライム：2120、以下「LIFULL」）は、2024年9月21日から28日まで韓国・ソウルで開催されるサッカーの世界大会「ホームレス・ワールドカップ」に出場する日本代表チームのオフィシャルスポンサーに就任しました。NPO法人「ダイバーシティサッカー協会」と連携し、「LIFULL HOME'S」を運営するLIFULLが培ってきたノウハウを活かして日本代表の選手たちの活動のサポートを行います。

就任の経緯とスポンサーとしてのLIFULLの活動内容

「ホームレス・ワールドカップ」とは、安定した居住状況にないホームレス状態の人が一生に一度だけ参加できるストリートサッカーの世界大会です。大会は2003年から毎年（20年～22年は新型コロナ感染拡大のため中止）開催され、2024年大会は9月21日～28日にアジア初となる韓国・ソウルで開催されます。日本代表は2004年のイェーテボリ大会、2009年のミラノ大会、2011年のパリ大会とこれまで計3回出場していますが、外資系企業や個人からの寄付が主な原資で、日本企業によるスポンサーを得られず資金的な課題を抱えていました。また、2012年以降は資金的な課題に加え、選手集めの困難から国内の裾野を広げる活動に注力するため出場を見送ってきました。

この度、LIFULLは大会のビジョンである「ホームレスの存在しない世界」を目指すこと、そして、この大会への出場機会をきっかけに当事者の方々の自立を目指していくことに強く共感し、日本代表チームのオフィシャルスポンサーに就任し、13年ぶりとなるホームレス・ワールドカップへの挑戦をサポートします。

これまで不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」を通して、ホームレスなど生活困窮者や家族に頼れない若者などあらゆる人の叶えたい暮らしの実現をサポートしてきたLIFULLは、現在不安定な居住環境にある日本代表選手一人ひとりが、本大会を通して自立や叶えたい暮らしの実現にむけた一歩を踏み出せるよう、LIFULL HOME'Sで培ってきたノウハウを活用して住まい探しのサポートを含めた包括的な支援を行っていく予定です。

＜オフィシャルスポンサーとしてのLIFULLのサポート＞

・大会出場に際しての資金面での支援

・日本代表ユニフォームのデザイン提供

・LIFULL HOME'Sのサービス・ノウハウを活用した住まい探しのサポート

・広義のホームレス問題の理解促進に向けたサポート

・ホームレス・ワールドカップ日本代表に関わる広報活動

NPO法人「ダイバーシティサッカー協会」代表理事 鈴木 直文氏 コメント

この度、2011年パリ大会から13年ぶりに、ホームレスワールドカップ・ソウル大会に日本代表を派遣します。代表選手選考にあたって、「ホームレス」の意味を国際的な基準に合わせて「不安定な居住状態」と広い意味で捉え直しました。これまでの人生でそれぞれに過酷な困難さを経験してきた選手の皆さんが、サッカーを通じて存分に自分らしさを発揮し、またお互いの個性を尊重し高め合う姿を披露してくれることを楽しみにしています。彼らが国際的な舞台で伸び伸びとプレーする姿が、大きな挫折を経験したり、将来への希望が望みにくい環境におかれたりする人たちの希望となり、誰もが自分の生きたい生き方を選ぶ自由を享受できる世界の実現に一歩でも近づく一助となることを願っています。

ダイバーシティサッカー協会の活動はこちら　URL：https://diversity-soccer.org/

株式会社LIFULL 執行役員CCO・LIFULL HOME'S事業本部副本部長CMO 川嵜鋼平 コメント

住まいは人権であり、住まいの選択肢は誰もが平等に選び取れるものであるべきです。

私たちLIFULLは創業以来、事業を通して社会課題の解決に取り組んでおります。そして不動産・住宅情報サービスであるLIFULL HOME'Sでは、ホームレスなど生活困窮者や家族に頼れない若者など、あらゆる人の叶えたい暮らしの実現をサポートさせていただいております。

私たちは今回のホームレス・ワールドカップ日本代表チームのスポンサーとしての活動を通して、選手の皆さんの活躍を最大限サポートし、不安定な居住環境にある方々の住まい探しや叶えたい暮らしの実現ができる社会の仕組み創りに取り組んでまいります。 

ホームレス・ワールドカップについて

「ホームレス・ワールドカップ」は、ホームレス状態の人々の自立を支援するために2003年から毎年開催されているストリートサッカーの世界大会で、今回19回目。「ホームレスの存在しない世界」というビジョンのもと、毎年50カ国以上から500名以上が参加し、8日間にわたって試合が行われます。大会出場を契機に自立を目指しているため、選手として一生に一度しか出場できません。男子チーム（女子やその他の性別の選手も出場可）、女子チームそれぞれのトーナメントがあり、フェアプレーと多様性を重視しています。2024年大会はアジアでの初開催となり、韓国のソウル特別市の漢陽大学校で開催されます。

株式会社LIFULLについて （東証プライム：2120、URL：https://lifull.com/）

LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安心と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを目指すソーシャルエンタープライズです。現在はグループとして約60の国と地域でサービスを提供しており、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」、空き家の再生を軸とした「LIFULL 地方創生」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」など、この世界の一人ひとりの暮らし・人生が安心と喜びで満たされる社会の実現を目指し、さまざまな領域に事業拡大しています。

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