2022.03.04
株式会社LIFULL ArchiTechが開発・設計を行うインスタントハウスが日本インダストリアルデザイン協会主催の デザインミュージアムセレクションに選出されました
株式会社LIFULL(ライフル)のグループ会社で株式会社LIFULL ArchiTech (ライフル アーキテック)(以下LIFULL ArchiTech、本社:東京都千代田区、代表者:北川 啓介、小池 克典)が設計・開発を行う「インスタントハウス」が、2021年12月1日(水)公益社団法人 日本インダストリアルデザイン協会(以下JIDA)の選定するデザインミュージアムセレクションに選出されました。また、2022年3月4日(金)〜3月9日(水)にJIDAが主催する「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.23展及びデザインフォーラム」にインスタントハウスの技術を応用した「インスタントワークボックス」を展示いたします。
■JIDAデザインミュージアムセレクションとは
優れたデザインのアーカイブを目的としたデザインミュージアムセレクションです。「美しく豊かな生活を目指して」をテーマに、インダストリアルデザインが社会に寄与する質の高い製品を選定し表彰すると共に、その製品を収集保管して次世代に伝え、教育、産業、生活へ文化的貢献を行うことを目的とするものです。今回、JIDAの会員および一般の方々に推薦された213点の中から、62の製品が選出されました。
URL:http://jida-museum.jp/news.html/selection23news/
■ インスタントハウスとは
インスタントハウスは、「インスタント」+「ハウス」の造語で、即席で創ることのできる家を意味します。施工方法は、外形の三次元形状に加工した膜素材を膨らまし、その内側から空気含有量の高い軽量な素材を定着させます。形状や大きさも必要に応じて自由に選べ、質量が小さいことから素人でも制作が簡便で、ひとつの建屋の工期は数時間と短く、断熱性や遮音性が高く、廉価性・簡便性・速度性・技術性・汎用性にも優れた構築物です。
インスタントハウス特設サイト: https://instantproducts.lifull.net/house/
購入に関するお問い合わせ先:LIFULL 地方創生推進部 Living Anywhere Commons:instantpro-info@lifull.com
■審査員コメント
簡易の居住空間は、内側から柱で支えたり、外から綱で引っ張ったり、壁を組み合わせて空間を つくるのが一般的ですが、このインスタントハウスは違います。ドーム状の生地と断熱材で 外観も内装側も独特の丸みを帯びた存在感です。サイズに柔軟な工法と断熱、生地の変更 により意匠のバリエーションも期待でき、用途拡大が期待されます。 (審査委員/小幡 真也)
■JIDAデザインミュージアムセレクションVol.23展及びデザインフォーラム展示概要
開催期間:2022年3月4日(金)〜 3月9日(水)6日間 11:00〜18:00
開催場所:AXISギャラリー(東京都港区六本木5-17-1AXISビル4F)
開催内容:JIDAデザインミュージアムセレクションVol.23で選定された62製品を展示
入場無料:ご来場の際はマスク着用でお願いします。
URL:http://jida-museum.jp/news.html/dmexvol23/
■株式会社LIFULL ArchiTechについて
名古屋工業大学大学院工学研究科教授である北川啓介教授の研究を用いて主に①インバウンド増加に伴う宿泊施設不足、②空き家の利活用、③災害時の住宅供給の課題を解決できるソリューションを開発し、それらに貢献する事業を展開します。
「ArchiTech」とは「Architecture」+「Technology」の造語であり、建築技術によって世界を革進していくことをミッションとし、革進していくための技術を開発します。
本社所在地: 東京都千代田区麹町一丁目4番地4
代表取締役: 北川啓介、小池克典
主な事業内容: 建築技術の開発