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2022.06.01

LIFULL お知らせ・その他

LIFULLと雨風太陽が連携し、茨城県かすみがうら市の関係人口創出を目的に 「農業体験プログラム」および「スマート農業実証プログラム」を開催

株式会社LIFULL(ライフル)(以下LIFULL、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上高志、東証プライム:2120)は、生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営する株式会社雨風太陽(以下雨風太陽、本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋博之)と連携し、茨城県かすみがうら市(以下「かすみがうら市」)において、「農業体験プログラム」および「スマート農業実証プログラム」を開催します。本プロジェクトにより、かすみがうら市への新規就農の促進や、アグリテック企業と市内農家のマッチングによる関係人口の創出に取り組みます。

■本事業の概要

地方創生に取り組むLIFULLと雨風太陽が連携し、農業をテーマにした地域の関係人口構築の事業を2022年6月から開始します。
その第1弾として、かすみがうら市において、市の関係人口の創出を目的に、市内農家と域外農業体験希望者による「農業体験プログラム」と、市内農家と域外企業による「スマート農業実証プログラム」を実施します。また、本プログラムは、かすみがうら市が昨年から取り組んでいる「地域課題の解決型アグリワーケーション」の発展型として実施するものです。

2つのプログラムのうち、LIFULLは、「農業体験プログラム」において、人と地域の未来をつなぐ地方移住マッチングサービス「LOCAL MATCH」を通じた参加者の募集と、「スマート農業実証プログラム」においてプログラムの企画運営、参加企業の募集、農業者とのマッチング支援を行います。また、雨風太陽は「農業体験プログラム」の企画運営、参加者の募集を行います。

なお、「農業体験プログラム」の参加者募集に当たり、LIFULLと雨風太陽の合同オンラインイベント「LOCAL MATCH TALK」vol.36」を2022年6月16日(木)に開催します。

■各プログラムの内容

①農業体験プログラム
かすみがうら市への移住・二拠点居住を検討している方や、かすみがうら市での新規就農・事業承継を検討している市外在住者向けに、年3回の農業体験プログラムを提供します。
プログラムでは、市内の農場での農業体験や、最新のアグリテック技術を学ぶ勉強会を実施予定です。

<詳細>
プログラム開催日程:2022年7月18日(月)~20日(水)、9月11日(日)~13日(火)、11月27日(日)~28日(月)
※参加者は全日程への参加が必要です
募集人数:6名
参加費:宿泊費、現地までの交通費、飲食費等は参加者負担(農業体験、勉強会への参加費は無料)

今後のスケジュール(予定):
6月1日(水)〜 プログラム参加者の募集開始
6月16日(木) オンライイベント開催(LOCAL MATCH TALK vol.36 「どうせやるならとことん本気の農ライフ!〜 果樹でつながる地域資源の輪 〜」として開催)
6月27日(月) 参加者決定
7月18日(月)~20日(水) プログラム開催(1回目)
9月11日(日)~13日(火) プログラム開催(2回目)
11月27日(日)~29日(火) プログラム開催(3回目)

プログラム募集ページ:https://local.lifull.jp/localmatch/event/490

②スマート農業実証プログラム
一次産業を営む市内の農家・農家希望者と、農業の収益性の向上を実現するためのAI、IOT、ロボット、衛星技術等の次世代技術を有するアグリテック企業とのマッチング・実証事業実施を目指すプログラムを開催します。本プログラムでは、市内農家向けに、アグリテック企業による説明会(ピッチ)を開催し、次世代技術による市内農業の発展の可能性について知る機会を提供、実際に農業技術の実証事業を企業と共に行う農家を募集します。

マッチングが成立した後には、市内農地において実証事業を行い、その成果については、今後のかすみがうら市の新しい農業サービスの開発の検討や、今後のアグリテック企業の進出に繋がる取り組みの開発に活かしていくこととしています。さらに、本プログラム内の説明会、報告会には、前述の農業体験プログラムの参加者にも参加いただき、市内就農と併せて新しい農業技術の知見を得られる場を創出します。

<詳細>
プログラム開催日程:2022年7月18日(月)、7月19日(火)、9月12日(月)、12月中旬
募集企業数:6社程度
参加費:宿泊費、現地までの交通費、飲食費は参加者負担

今後のスケジュール(予定):
6月1日(水)~6月15日(水) プログラム参加企業の募集
7月18日(月)、19日(火) 参加企業による農家向け説明会(ピッチ)開催
7月~12月 参加企業と市内農家による農業技術の実証事業
9月12日(月) 参加企業による中間報告会
12月中旬 参加企業による最終報告会

プログラム募集ページ:https://kasumigaura-agritech.peatix.com/view

■地方移住希望者の関心が高い「農業」

地方移住希望者が取り組みたい仕事のひとつとして、「農業」は多くの関心を集めています。内閣府世論調査においても、農山漁村に移住するときに、どのような仕事をしたいか調査した際に「現在と同じ仕事(33.3%)」に次いで、「農林漁業を営む企業や組合に就職(21.7%)」「農林漁業の自営(21.4%)」が挙げられています。※1

また、「LOCAL MATCH」の登録ユーザーについても、希望の仕事のテーマとして第7位に「食・料理(35.1%)」、第10位に「農林漁業・狩猟(31.2%)」が挙げられ、希望職種の第5位においても「農林水産・猟師(21.7%)」が挙げられています。※2

地方移住希望者からの関心は高い一方、新規就農者の技術習得等のハードルや、地域の生産力・販売力強化に課題があること、農業者の高齢化が著しいことなどを理由に、新規就農者や、いま農業に担っている人材が農業を継続することをあきらめるケースも見られます。このため、就農前の体験プログラムや、地域ぐるみでの農業技術の向上、新技術の導入などに取り組むことが重要となっています。

※1:令和3年度6月内閣府世論調査「農山漁村に関する世論調査」
※2:LOCAL MACTH事務局によるユーザー登録状況調べ(2022年3月1日時点)割合はプロフィール登録者をベースにした数値

■株式会社雨風太陽について(サイト:https://ame-kaze-taiyo.jp/
「都市と地方をかきまぜる」をミッションに掲げ、生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」を運営しています。現在、約6,800名(2022年6月時点)の農家・漁師が登録し、約16,000品の食べ物の出品と、その裏側にあるストーリーが提供され、約54万人の消費者が「生産者とつながる食」を楽しんでいます。
「ポケットマルシェ」サイト: https://poke-m.com/
また、これまで、地域や地域の人々と多様に関わる「関係人口」の創出を促進すべく、生産者の直販支援や地産品プロモーション支援を80以上の自治体と連携して進めてきました。

■LIFULL 地方創生について(URL:https://local.lifull.jp/
LIFULL 地方創生は、空き家の再生を軸に、独自の視点で日本の地方創生をリードします。
空き家データ、人材育成マッチング、空き家活用ノウハウ・プロデュース、資金調達支援の4つの柱を軸に地方創生への追い風を協力に循環させていきます。

■株式会社LIFULLについて (東証プライム:2120、URL: https://lifull.com/
LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安心と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを目指すソーシャルエンタープライズです。
現在はグループとして世界63ヶ国でサービスを提供しており、主要サービスである不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」をはじめ、空き家の再生を軸とした「LIFULL 地方創生」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」など、この世界の一人ひとりの暮らし・人生が安心と喜びで満たされる社会の実現を目指し、さまざまな領域に事業拡大しています。

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