2023年度入社式社長訓示（要旨）

株式会社LIFULL（ライフル）（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：井上高志、東証第一部：2120）は、本日2023年4月3日にLIFULLグループの新入社員14名を迎えて入社式を行いました。当社代表取締役社長 井上高志の訓示（要旨）は以下のとおりです。


＜2023年度入社式社長訓示（要旨）＞

皆さん、LIFULLグループへの入社おめでとうございます。

私たちLIFULLグループは社是である「利他主義」をベースに「あらゆるLIFEを、FULLに。」するために国内外に20社以上のグループ会社を持ち、40以上の事業を展開し、海外60か国以上でサービス提供をしています。
その新たな仲間、同じ志を持つ「同志」として、新入社員14名のみなさんを迎えられたことを心から嬉しく思います。私たちは社会課題解決型企業（ソーシャルエンタープライズ）を標榜している企業グループです。

私たちが実際に手掛ける事業はすべてが社会の課題を解決するために行っているものばかりです。
事業を通じて社会課題を解決し続けることを創業期から行ってきました。

■社是：利他主義
世の為人の為になることを通じて、私たち自身も幸せになるという考え方です。
私たちは創業以来、「利他主義」を社是として掲げてきました。
社是はLIFULLの社会的存在理由であり、究極の行動原則です。

■経営理念：常に革進することで、より多くの人々が心からの「安心」と「喜び」を得られる社会の仕組みを創る
社是『利他主義』をベースに、「事業として実現すべき世界観」を描き、定めたものです。

社是や経営理念とは会社の存在意義と言え、会社が存在する限り変更することはありません。社是と経営理念に謳われている世界を築き上げていくためには、今日社員に加わった皆さんにも常に行動の指針として意識してほしいことが２つあります。

１つ目は「変化への対応」
例えばインターネットが始まってからWeb1.0→2.0→3.0（メタバース、DeFi、DAO）と進化しつつあります。
またChatGPTに代表されるGenerativeAIはこれからの社会や働き方を一変させるほどインパクトがあるでしょう。
常々、私は20年後には人は週に5時間の労働で済むようになると話しています。
AI、ロボット、シンギュラリティによる様々な技術革新で苦役から解放されていくからです。
技術革新に合わせて私たち自身も会社も事業の内容も進化させ続ける必要があります。
ただし「不易流行」という言葉があるように、時代時代で変化する流行と、いつの時代でも変わらない普遍的な価値観と言うものがあります。健康、幸せ、絆、自己実現、愛など普遍的な真理を実現するために変化の波に乗り遅れずに、逆に乗りこなすことが大切です。

２つ目は「自己成長への投資」
先ほど話したように変化に対応していくには、情報感度を高くして全方位にアンテナを広げて自分自身の目で耳で確かめることが必要です。
上司や周囲から言われたことだけをやるという受け身な態度ではダメです。自ら動いて自ら変えていく能動的な姿勢が必要です。
そのためには自己成長の投資を怠らないでください。情報収集、能力開発、様々な体験を通じた自己研鑽は会社で働いている時間だけやればいいというものではありません。むしろプライベートの時間にどれだけ自己研鑽できるかがプロフェッショナルへの道に繋がります。

皆さんが変革のリーダーとして未来を創っていくことに期待しています！

改めて同志の皆さんの入社を嬉しく思います。