2015.07.31
今秋より「HOME’S 不動産価格まるみえマップ(仮)」β版の一般公開を開始
株式会社ネクストは、物件の価格データベースと参考価格試算システムを独自開発し、地図上で物件の参考価格が一覧できる「HOME’S 不動産価格まるみえマップ(仮)」を2015年10月に一般公開することを決定いたしました。2015年10月から首都圏の中古マンションを対象としたβ版の公開を開始し、順次、対象エリアや、賃貸アパートなど対象物件の種類を拡大していく予定です。
■「HOME'S 不動産価格まるみえマップ(仮)」の概要
現在開発中の「HOME'S 不動産価格まるみえマップ(仮)」は、地図上で物件の参考価格がひと目で見られる、日本にはまだない情報サービスです。参考価格は、総掲載物件数No.1の物件情報量を活かし、『HOME'S』に掲載された中古物件の募集情報等をもとに、独自のロジックで算出します。
これまで、販売活動中の物件以外の不動産価格を知るには一定の手続きが必要でしたが、「不動産価格まるみえマップ(仮)」があれば、自宅を売却したいと思ったときの参考価格や、自宅以外の気になる物件の参考価格も一目瞭然。気になった時にいつでもどこでも調べることが可能です。
■「HOME'S 不動産価格まるみえマップ(仮)」提供の背景
日本の住宅ストック数は、総世帯数(約5,200万世帯)を大きく上回る約6,000万戸(平成25年住宅・土地統計調査/総務省)にのぼります。一方で、国内の全住宅流通量に占める既存住宅(中古住宅)の割合は14.7%(平成25年住宅・土地統計調査/総務省、平成25年住宅着工統計/国土交通省)と、欧米主要国と比較すると依然として低い水準にとどまっており、国土交通省では、既存住宅流通の活性化を注力課題としています。そのために必要とされる対策のひとつには、既存住宅に関する情報提供の充実が挙げられています。
アメリカでは大手不動産情報サービス『Zillow』が先行して、物件の過去の取引価格や参考価格をWebサイト上で一般公開する仕組みを提供していますが、日本にはこのようなサービスはまだありません。2013年に弊社が中古住宅の購入を検討中の方を対象に行った調査では、「中古住宅を検討する際に気になっていること、最後までよくわからないことは?」の設問に対して「価格が適正かどうか」との回答が2番目に多い結果となり(33.7%)、ユーザーが不動産価格を「わかりにくい」と感じていることがうかがえます。こうした背景から、「HOME'S 不動産価格まるみえマップ(仮)」の一般公開を決定いたしました。
弊社は、住まいをお探しの皆様にとって必要な情報がいつでもどこでも簡単に入手でき、安心・納得して住み替えができる、住まい探しのプラットフォームとなることを目指して、これまでも各種サービスを提供してきました。「HOME'S 不動産価格まるみえマップ(仮)」もこうした取り組みの一環であり、今後も市場の活性化に貢献してまいります。
10月の一般公開に向けて、「HOME’S不動産価格まるみえマップ(仮)」の情報は随時、特設サイトにてお知らせします。
特設サイトURL:http://promo.homes.co.jp/cp/marumie/
ネクストグループは、これからも「あなたの『出逢えてよかった』をつくる」をコーポレートメッセージに掲げ、一人ひとりにぴったりな情報をお届けしてまいります。