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2025.10.29

LIFULL お知らせ・その他

LIFULL HOME'S、CULUMUと「住まい・まちづくりのインクルーシブデザインに関する実態調査」を発表

事業を通して社会課題解決に取り組む株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」は、あらゆる人が利用しやすく価値提供のある住まいやまちづくりに向けて、誰もが心身の状態に関わらず自由に住まいを選べる住まいや社会をつくることを目指し、多様な人々や社会とインクルーシブデザインの実践するCULUMU(クルム)と共同実施した「住まい・まちづくりのインクルーシブデザインに関する実態調査」の結果を発表します。

住まい・まちづくりのInclusive Designに取り組む上で、今回の調査では住環境における身体的なハードルにフォーカスし、障害者等の当事者の協力を得て実態調査を行いました。また、広く一般に対して住まいにおけるバリアフリーの必要性を問う意識調査も同時に行い、当事者調査との比較をすることで従来のデザインプロセスから抜け落ちている課題を発見することを目的としています。

Inclusive Design(インクルーシブデザイン)とは

障害のある方や高齢者、外国人など従来のデザインプロセスから取り残されがちな多様な人々を企画などの最初の段階から巻き込んで一緒に創り上げていくデザイン手法です。

TOPICS

  • バリアフリー住宅への住み替えや購入、改修の検討“未経験者”は、一般層では約9割にのぼる。また、年齢が上がるにつれてバリアフリー住宅の検討割合が増加し、特に60代で顕著になる。
  • バリアフリー住宅を検討した理由は「家族または自身の高齢化に備えるため」が約6割。一方、バリアフリー住宅にしない理由は「本人・家族ともに元気で必要性を感じない」他。
  • 障害のある当事者またその家族のうち、約6割はバリアフリー住宅に居住していない。
  • 現在の住まいにおけるバリアフリーの必要性は、障害のない一般層は28.3%に留まる。一方、障害のある当事者またその家族は54.9%が必要と回答。
  • 高齢による身体的制限や障害のある当事者およびその家族がバリアフリーにしたい箇所・設備は「玄関・屋内の段差」「トイレの使い勝手」「浴室の安全性・使い勝手」が上位に。

詳細はこちらよりご覧ください。

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