2026.04.06
LIFULL ArchiTech、車で輸送可能な「インスタントハウス モバイル」の販売を開始
~低コスト・車で移動可能な柔軟性により、空き地を資産に変える高効率な空間ビジネスを実現~
事業を通して社会課題解決に取り組む株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL ArchiTech(以下、LIFULL ArchiTech)は、インスタントハウスの新モデルとして、即日導入・車両で移動可能な「インスタントハウス モバイル 」の販売を開始します。低コストで柔軟性の高い新たな資産運用モデルの実現により、相続後の活用に悩む土地や、建築費高騰により未活用となっている土地の活用を促進します。

■背景:空き地問題と建築コスト高騰による土地活用の困難さ
相続した土地をうまく活用できずに放置してしまうケースや未活用となっている土地が増加しており、維持費や税金の負担が社会課題となっています。その背景には、近年の資材価格や人件費の高騰による建築費の高騰があげられます。新たに建物を建築して事業を始めるには、大きな初期投資による投資回収期間の長期化、多額のローンへの不安、将来的な空室リスクなど、高いハードルが存在します。特に借地など、短期での投資回収が必要な場合においては、固定の建物を建てるリスクが大きく、手軽に導入できるソリューションが求められていました。これらの課題を解決し、誰もが「空き地を稼ぐ資産に」変えられる仕組みとして、機動性の高いインスタントハウスを開発しました。
■概要:低価格・即日利用・移動可能、新発想の「インスタントハウス モバイル 」
インスタントハウスは、テントシートを空気で膨らませながら、内側から断熱材を吹き付けて形成する構造物で、断熱性・遮音性に優れ、簡便かつ短時間で設置できる点が特徴です。
「インスタントハウス モバイル」は、従来のインスタントハウスの機能性を維持しつつ、さらなる機動力と経済性を追求した次世代空間です。
輸送⾞両から重機を使わずに⼈⼒(⼤⼈3〜4⼈程度)で荷下ろしができ、ビス、ペグ、スクリューボルトを⽤いて地⾯に固定すれば設置完了するため、届いたその日からすぐに利用を開始できます。設置するだけで快適なプライベート空間を実現する手軽さにより、グランピング施設などの宿泊事業だけでなく、ワークスペースなどのレンタルスペース、集中できる個人の趣味空間、さらには災害時の緊急避難先まで、幅広い用途に対応します。
また、変化するニーズに合わせ、柔軟に個室空間そのものを動かすことができるので、「季節に合わせて最適な場所へ移動させる」「借地の契約満了に伴い撤去・移設する」といった、従来の建物では不可能だった運用が可能です。初期投資を抑え、チャンスを逃さず、場所を選ばない。インスタントハウス モバイル は、土地活用の新たなスタンダードとして、ライフスタイルやビジネスをもっと自由で軽やかなものに進化させていきます。
〈活用イメージ〉
・宿泊ブース

・ワークスペース

・趣味部屋

・レンタルスペース、プライベートジム

■「インスタントハウス モバイル 」の概要
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サイズ |
【外⼨】(約)幅2.04m×奥⾏4.10m×⾼さ2.80m 【床⾯積】(約)8.12㎡(約5畳) 【内法⾯積】⼀般仕様 (約)7.8 ㎡、耐雪仕様 (約)7.3 ㎡ |
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素材 |
【外壁】防炎テント⽣地(ポリエステル) 【内壁】ウレタン |
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重量 |
(約)130㎏ |
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価格 |
148万円(税別・輸送費別途)※標準仕様の場合。オプションあり |
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性能 |
【耐風】粗度区分Ⅱ程度を想定。 耐風速・風速60m/s程度。 【耐震】震度6強の地震に対して、崩壊しない。重要度係数1.0程度(建築に置き換えた場合) 【耐雪】屋根上積雪60cm以下 ※耐雪仕様の場合。通常仕様は40cm以下 |

■今後の展開:観光から防災まで、必要な時に必要な場所へ
今後は、レンタルスペース・宿泊・レジャー・趣味部屋等、手軽に始められる新しい未活用地の活用方法を提案し、地域活性化に貢献してまいります。また、その機動力を活かし、平常時は備蓄品の保管場所として、発災時はプライバシーに配慮した空間として必要な場所へ即座に届けられる「いざというときには命を守り、持ち運べる空間」 として、防災対策としての活用も推進します。どこでも、すぐに、手軽に設置できるインスタントハウス モバイルを通じて、LIFULL ArchiTechは、遊休資産の価値最大化と社会の安全性の向上を同時に目指してまいります。
■インスタントハウス モバイル お問い合わせ先
株式会社LIFULL ArchiTech お問い合わせ窓口
Mail:instantpro-info@lifull.com または お問い合わせフォーム
■インスタントハウスについて(URL:https://instantproducts.lifull.net/house/)
インスタントハウスは、2011年3月東日本大震災での被災地支援をきっかけにした名古屋工業大学大学院の北川啓介教授の研究をもとに、LIFULLと名古屋工業大学大学院による共同研究にて開発した新しい構築物です。
土地に定着していないため非建築物扱い※となり、建築物のような制約がなく、さまざまな土地に設置できます。テントシートを空気で膨らませ、内側から断熱材に使用されている硬質発砲ウレタンを吹き付け施工します。
シンプルな工法で1棟あたりわずか数時間で設営可能なだけでなく、断熱性や耐久性に優れ、さらに耐震性や耐風性をあわせ持つことから、ワークスペースや宿泊スペース、避難所の医療救護室やコミュニティの休憩所、断熱を要する備蓄倉庫などにも活用できます。
※ 行政判断によって見解が異なる場合もあります。
■株式会社LIFULL ArchiTechについて(URL:https://lifull.com/company/group/lifull-architech/ )
名古屋工業大学大学院工学研究科の北川啓介教授の研究を用いて主に①インバウンド増加に伴う宿泊施設不足、②空き家の利活用、③災害時の住宅供給の課題を解決できるソリューションを開発し、それらに貢献する事業を展開しています。 「ArchiTech」とは「Architecture」+「Technology 」の造語であり、建築技術によって世界を革進していくことをミッションとし、革進していくための技術を開発します。
■株式会社LIFULLについて (東証プライム:2120、URL:https://lifull.com/)
LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、個人が抱える課題から、その先にある世の中の課題まで、安心と喜びをさまたげる社会課題を、事業を通して解決していくことを目指すソーシャルエンタープライズです。現在はグループとして、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」、不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」などの事業展開を行っています。




