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2016年 年頭のご挨拶

2016年01月04日


株式会社ネクスト
代表取締役社長  井上 高志

新年明けましておめでとうございます。

2015年は、基幹事業である不動産・住宅情報サイト「HOME'S」の総掲載物件数、加盟店数など、多くの指標で過去最高を更新し、おかげさまで好調のうちに新年を迎えることができました。これもひとえに多くの皆様のご支援によるものと、あらためて心より御礼申し上げます。

弊社は今後の戦略の柱として、(1)ReTech・不動産市場の変革、(2)シェアリングエコノミーによる日本経済の活性化、(3)グローバルプラットフォームの構築の3つを掲げています。

冒頭の不動産市場の変革は、創業時から変わらず取り組みを続けているテーマです。昨年10月には、かねてからの構想をかたちにした「HOME'Sプライスマップ」のサービス提供を開始し、不動産価格の透明化のための大きな一歩を踏み出すことができました。これまで事業者しか持ち得なかった様々な情報を広く公開し、誰もが安心、納得して決断できる不動産市場に変革していく。それには、価格はもちろん、一見してわかりにくい品質の情報なども含めてデータベースを拡充し、必要な人に最適なかたちで提供するサービスを磨き上げていく必要があります。
国土交通省でも、これまで対面を原則としてきた契約時の重要事項説明をオンラインで行う社会実験を開始するなど、テクノロジーによる不動産市場の革新 ― ReTech(リーテック)に対する社会的な要請は高まっています。こうした流れをうけて、この分野で弊社がこれまで培ってきた技術力やノウハウを活かして、透明で公正な市場創りを推進していきます。

一方で、日本経済全体に目を向けると、人口減少による経済縮小や地方の空洞化、空き家の増加という大きな課題があります。これらの課題に対しては、過去の慣習や既成概念にとらわれず、大胆な発想と行動力で新たな市場を開拓していく試みが不可欠であり、そのひとつの手法としてシェアリングエコノミーがあります。弊社では、国内最大規模の物件データベースと関連事業者とのネットワークをベースに、住居以外の用途開発による空き物件の有効活用や、今ある資産を柔軟に組み合わせた地方創成の仕組みづくりなど、周辺分野での取り組みも行っていきます。

さらに、国内経済の活性化と同時に、これからは広く世界規模で資源や資金のシームレスな活用が重要になってくると考えています。そのために目指すのが、グローバルプラットフォームの構築です。弊社グループは、2014年11月に世界最大級のアグリゲーションサイトを運営するスペインのTrovit Search, S.L.を子会社化し、現在の事業展開国は世界46ヵ国となりました。今後は展開国の拡大だけでなく、多言語対応等により、国籍や言語を問わず不動産取引や住み替えがスムーズにできる仕組み創りを進め、日本のみならず世界各国の人々のよりよい暮らしを支えるプラットフォーマーとなることを目指して挑戦を続けます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。