2016.06.30
電気通信大が新設するAI研究センターにサポーター企業として参画
株式会社ネクストは、国立大学法人電気通信大学が2016年7月1日に設置する「人工知能先端研究センター」にサポーター企業として参画いたします。
電気通信大学 人工知能先端研究センター Webサイト http://aix.uec.ac.jp/
■「人工知能先端研究センター」サポーター企業参画の概要と目的
「人工知能先端研究センター(Artificial Intelligence eXploration Research Center : 以下「AIX」)」は、電気通信大学が、人と共生する汎用人工知能の実現を目指して、国立大学として初めて設立する人工知能分野の研究センターです。弊社は、かねてより社内研究開発組織「リッテルラボラトリー」において、AIXのセンター長である栗原 聡(電気通信大学 大学院情報理工学研究科)教授と共同研究を進めており、この延長でAIXにサポーター企業として参画することといたしました。
今後は、AIXと連携して研究を進めると同時に、弊社が運営する不動産・住宅情報サイト『HOME’S』を始めとした各種サービスでの人工知能技術の実用化を目指して活動してまいります。
■社内研究開発組織「リッテルラボラトリー」のこれまでの活動
当社グループは、中期経営戦略を「DB+CCS(データベース+コミュニケーション&コンシェルジュサービス)でGlobal Companyを目指す」と掲げ、暮らしに関わる様々な分野で、世の中に溢れている大量の情報をDBに蓄積・整理統合し、あらゆるデバイスを通じてユーザー一人ひとりに最適な情報を提供していくことを目指しています。中期経営戦略の実現のために、情報技術分野の研究開発によるイノベーション創出を重要な課題のひとつと考え、2011年には、東京大学との産学連携企業であった(株)リッテルを母体として、社内研究開発組織「リッテルラボラトリー」を設立し、レコメンデーションエンジンや新たなユーザーインタフェースの開発、大学との共同研究などに取り組んでいます。
2015年11月には、国立情報学研究所が運営するデータセット共同利用研究開発センターを通じて、『HOME’S』の賃貸物件データを、研究用データセットとして無償で提供開始(※)し、産学連携による研究開発や人材育成にも注力しております。
※https://lifull.com/news/5218/
■人工知能先端研究センター (AIX) センター長 栗原 聡 教授からのコメント
「人工知能の研究成果を社会実装していくにあたって、豊富なデータと社会ニーズに即した研究課題を有している企業との協力は不可欠です。人々の生活に密着した住まい、介護、保険などの領域でグローバルにビジネスを展開するネクスト社にご参画いただけること、大変嬉しく思います。AIXにて日本ならではの研究領域を開拓していくにあたってのご助力を大いに期待しております。」
ネクストグループは、これからも「あなたの『出逢えてよかった』をつくる」をコーポレートメッセージに掲げ、一人ひとりにぴったりな情報をお届けしてまいります。