2017.09.28
LIFULL HOME'S、賃貸でIT重説、オンライン内見に対応した新サービス開始
株式会社LIFULL(ライフル)(旧社名:株式会社ネクスト、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上高志、東証第一部:2120)は、2017年10月3日(火)より、ビデオ通話で賃貸物件の見学や相談ができる新サービスを開始いたします。
新サービスは、2015年8月から国土交通省が主導して実施した、オンライン上での重要事項説明(IT重説)の社会実験でも活用されたWebコミュニケーションシステム「LIFULL HOME'S LIVE」の機能を拡張したもので、2017年10月から賃貸分野で運用が始まるIT重説にも対応しています。新サービスにより、賃貸分野では物件の検索だけでなく、見学から重要事項説明まで一連のステップを現地に足を運ばずにオンライン上で進められるようになります。
LIFULL HOME’S オンライン内見・IT重説サービス
https://www.homes.co.jp/online/
■オンライン内見・IT重説サービスの概要
このたび提供を開始する賃貸物件のオンライン内見・IT重説サービスは、スマートフォンやタブレットに専用アプリをダウンロードするだけで、居ながらにして物件の見学や相談ができるサービスです。このサービスをご活用いただくことで、進学や就職などで遠隔地でお部屋をお探しの方をはじめ、実際に現地に足を運ぶことが難しい方でも、ビデオ通話で室内はもちろん、窓からの眺めや共用部の様子など、気になるポイントを不動産会社とやりとりしながら確認し、その物件の契約を希望する場合は重要事項説明もオンライン上で受けることができます。複数の方での参加も可能なので、たとえば離れて暮らしているご家族の方と一緒に、意見を交換しながらオンラインで内見したり、物件選びの相談をしたり、重要事項説明に参加することができます。
本サービスの対象物件は、2017年10月3日以降、特設ページおよび物件検索の絞り込み機能よりご覧いただけます。サービスの詳細は、下記特設ページにてご確認ください。対象物件は順次拡大してまいります。
LIFULL HOME'S オンライン内見・IT重説サービス ご案内ページ
URL:https://www.homes.co.jp/online/
■サービス提供の背景
国土交通省では、不動産市場の活性化や効率化を掲げて2015年8月から「ITを活用した重要事項説明に係る社会実験」を行い、その検証結果をもとに2017年10月から賃貸取引の分野で、これまでは原則「対面」としてきた重要事項説明のオンライン上での運用(IT重説)を開始することを決定しました。IT重説の解禁により、法律上は一度も現地に足を運ぶことなく賃貸物件の契約を交わすことが可能になりますが、遠隔地にお住まいの方などで現地に何度も足を運ぶことは難しいけれど物件を見学して決めたいというニーズは当然存在します。サービス開発に先駆けて、1年以内に引越しの予定がある方500人を対象に実施した弊社調査でも、約8割の回答者がオンライン上で物件見学ができるサービスを利用したいと回答しており、「LIFULL HOME'S」ではこれに対応するサービスの提供を開始することといたしました。
新サービスは、IT重説の社会実験でも対象事業者の半数以上で利用実績のあるWebコミュニケーションシステム「LIFULL HOME'S LIVE」の機能を拡張し、物件情報と連動させたもので、物件見学から契約に関する相談、重要事項説明まで、ひとつのシステムでオンライン上で行うことができます。さらに、現状では郵送が一般的な契約書のやりとりもオンライン上で行える不動産会社向け電子契約プラットフォームの構築も進めており、2017年10月から順次サービス提供予定です。オンライン内見・IT重説サービス、電子契約サービスは順次連携し、将来的には「LIFULL HOME'S」のプラットフォーム上で物件検索から物件見学、重要事項説明、契約まで、すべてオンライン上で完結することを目指しています。
「LIFULL HOME'S」は住まい探しをより便利に、楽しく、安心に行えるよう、今後も新サービスの開発や拡張を進めてまいります。
LIFULLグループは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、より多くのみなさまの暮らしを安心と喜びで満たす、住生活情報サービスを提供してまいります。