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国交省「全国版空き家・空き地バンクの構築・運営に関するモデル事業」の実施事業者に採択

2017年06月19日

 株式会社LIFULL(ライフル)は、国土交通省が主体となって推進する「全国版空き地・空き家バンクの構築運営に関するモデル事業」の実施事業者として採択されました。このたびの採択を受け、弊社では地方自治体が募集する空き家、空き地と、それらの利活用を希望するユーザーをマッチングするサービス「LIFULL HOME'S空き家バンク」の構築を目指し、自治体向けの相談窓口を開設いたしました。

■「LIFULL HOME'S空き家バンク」の概要
 「LIFULL HOME'S空き家バンク(以下「本サービス」)」は、各自治体が運営する空き家、空き地バンクの情報を集約する情報プラットフォームです。本サービスでは、自治体向けに空き家、空き地の情報を登録、編集、公開する管理システムを無償開放します。これにより、現在各自治体が個別に公開している空き地、空き家バンクを全国で一元化し、物件の利活用を希望するユーザーが統一されたフォーマットで検索、比較できるようになります。本サービスは2017年夏から順次提供開始予定です。
 サービス提供開始に先立って開設した自治体向けの相談窓口では、「LIFULL HOME'S空き家バンク」に関する各種相談を受け付けます。

LIFULL HOME'S空き家バンク 自治体向け相談窓口>
E-Mail :contact-akiya@LIFULL.com

■背景
 平成25年住宅・土地統計調査(総務省)によると、日本国内の空き家の数は820万戸、空き家率13.5%と、戸数、割合とも過去最高となりました。人口減少等の社会構造変化により、空き家は今後も増加する傾向にあり、深刻な社会問題となっています。
こうした状況に対し、国土交通省では「空家等に関する施策を総合的かつ計画的に実施するための基本的な指針」を定めて対策を進めており、その中の一施策として「全国版空き地・空き家バンクの構築運営に関するモデル事業(以下「モデル事業」)」の事業者が募集されました。
 モデル事業募集要項によれば、各地方自治体で運営されている空き家・空き地バンクでは、利用者が横断的な情報収集や比較をすることが難しい現状が課題とされています。これを解消するための「全国版空き地・空き家バンク」構築においては、弊社が国内最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」の20年間の運営で培ってきた技術やノウハウが存分に活かせると考えて、モデル事業に応募いたしました。
 弊社はモデル事業の実施事業者として、国土交通省や各自治体と連携して、「LIFULL HOME'S空き家バンク」を構築し、全国に点在する空き家や空き地と、それらの利活用を希望するユーザーとのマッチングを促進します。同時に、弊社グループで準備を進めている、不動産特化型クラウドファンディングプラットフォームや民泊マッチングサービスとの連携により、社会課題の解決と不動産市場の活性化に貢献してまいります。

 

LIFULLグループは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、より多くのみなさまの暮らしを安心と喜びで満たす、住生活情報サービスを提供してまいります。