2020.10.09
LIFULL、長野県中野市と空き家等の利活用を通じた地域活性化連携協定を締結
株式会社LIFULLと長野県中野市(市長:池田 茂、以下「中野市」)は、本日2020年10月9日(金)に中野市の地域経済の活性化を目的に、空き家等の利活用等を通じた地域活性化連携協定(以下「本協定」)を締結いたしました(※1)。
オンライン締結式の様子(左:LIFULL地方創生推進部 渡辺昌宏、右:中野市長 池田 茂氏)
中野市は、誰もが知っている唱歌「故郷」の作詞者・高野辰之が生まれ育った地です。豊かな自然、美しい山々、盛んな農業、日本のふるさとの原風景が今も広がっています。その一方で、市街地には病院やスーパー、ホームセンターなど大規模店舗が揃い、高速道路のインターチェンジが2か所あり、新幹線駅「飯山駅」にも近く、首都圏からのアクセスにも恵まれ、田舎ながらも生活に不便がなく田舎過ぎない「ちょうどいい田舎」、「住みよさで選ばれるまち」としてU・I・Jターン者の受け入れ促進や各種施策を進めています。
一方、LIFULLグループは、不動産・住宅に関する知見をもとに、「LIFULL地域創生ファンド」による投資事業、国土交通省の採択事業でもある「LIFULL HOME'S空き家バンク(※2)」の運営を行っています。これまでに、全国9か所の自治体と連携協定を締結し、空き家の利活用を軸とした地域おこしを支援してまいりました(※3)。
本協定では、中野市において増加している空き家、空き地、その他遊休不動産(以下「空き家等」)を活用した移住・定住の充実を図るため、この分野において専門的知識や情報ネットワークを持ったLIFULLと連携することにより、物件情報の掘り起こし、物件情報の全国的な発信、物件活用のための地元人材の養成や外部人材とのマッチング、関係人口の構築などを目指すこととしています。
両者が相互に連携・協力することで、中野市における空き家等の利活用推進モデルを構築し、中野市の地域社会および地域経済の発展に貢献してまいります。
◆本協定に基づく協力事項
(1)空き家等の情報の掘り起こしに関すること
(2)空き家等の情報の集約化・発信に関すること
(3)空き家等の利活用に関すること
(4)中野市への移住及び中野市における定住支援に関すること
(5)(1)〜(4)に関して推進する人材の育成に関すること
(6)その他、中野市の地域活性化の促進に関すること
◆LIFULLとして取り組むこと
(1)活用可能な空き家等を掘り起こすための、セミナーその他の啓蒙活動
(2)LIFULL HOME'S空き家バンクを通じた空き家等の情報発信
(3)空き家を活用したモデル事業を行うこと
(4)移住定住支援に関するイベント等を実施すること
(5)空き家等の掘り起こしから利活用までを推進する人材の育成
(6)その他、空家等を活用した事業の創出支援
※1 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本協定における締結式をオンラインで実施いたしました。
※2 各自治体が運営する空き家・空き地バンクの情報を集約する情報プラットフォーム。現在各自治体が個別に公開している空き地・空き家バンクを全国で一元化し、地域の空き家情報を求めるユーザーが統一されたフォーマットで検索・比較できる。
https://www.homes.co.jp/akiyabank/
※3 関連プレスリリース
・福井県鯖江市 https://lifull.com/news/10575/
・岩手県釜石市 https://lifull.com/news/10832/
・宮崎県日南市 https://lifull.com/news/11302/
・岡山県総社市 https://lifull.com/news/11340/
・福島県磐梯町 https://lifull.com/news/13722/
・山梨県甲州市 https://lifull.com/news/14631/
・静岡県下田市 https://lifull.com/news/16477/
・和歌山県紀の川市 https://lifull.com/news/17173/
・福岡県田川市 https://lifull.com/news/17851/